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視力。


瞑想をしているお友達と会ってお話を聞いたら、その後、目が見えなくってしまう夢を見て、目が見えなくなるというだけで、どれだけの恐怖を味わうのかを体験させていただきました、というご連絡を受けました。
最初は見えずらい、という感じで、目をこすっても、見えなくなってしまうのだそう。

目が見えなくなってしまう、ということは、その人の見えている世界はまったく変わってしまうのだから、確かに恐怖だと思います。
通常の視力のある状態だと、そのような恐怖は実感しにくいですが、たたいたら痛いといった苦しみや、求めても得られない苦しみや、得ていたものが壊れ去る苦しみというものは確実に存在するのですね。

多くの人が、真の意味においては盲目であるといわれているけれど、もしかしたら、その視力がなくなってしまう状態のように不自由なことなのかもしれないな、と思いました。

何年か前に読んだ虹の階梯という本の中で、長い瞑想の末、なかなか菩薩に会うことができずに、山を降りようとしたアサンガが、足を腐らせた犬を見た時、慈悲の心を起こし、心の曇りが取り払われたことで完全に視力を取り戻し、いつもそばにいた菩薩に、やっと会うことができた、というお話があったことを思い出しました。
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by ami-cosmo | 2005-07-19 19:21 | 近況・日常