2004年 10月 06日
葉っぱでできたお家。
Southbound plane
今日は工場でのお菓子作りの後、アナウンサーであり、天性のダンサーであるemtさんが、 帰り道の途中、長良川に連れて行ってくださいました。 空は快晴だったので、水がおひさまの光でキラキラ輝いています。 敷き詰められた石が見えるほど透き通った水の中に、小さな魚がたくさん泳いでいます。 足だけ浸かってみると、水は冷たいけれど、とっても澄んでいて透明になっていきそうでした。 空には鷲が飛んでいます。実物の鷲が飛んでいる姿を見るのは、もしかしたら初めてだったかもしれない。 翼を広げて、空高く風に乗って。 よく見ていると、足や翼を動かすことはなく、止まった状態で風に乗って飛んでいます。 わたしは、あの鷲が飛べるのなら、わたしたちも翼をつけたら飛べるのかな、と思って、ヒカルちゃんとemtさんに聞いてみました。 「鳥は、体の中に空気の入るところがあるんじゃない?」と、ヒカルちゃん。 そうなのかな。。。だとしたら、人間は構造上、難しいのかしら。。。 飛行機やジェット機は燃料で飛んでいる。鳥たちは翼。 夢ではどうやって飛ぶか教えてもらったりよくするんだけどな、と思ったり。 今までいろんな方法を教えてもらったけれど、意識を上昇させること、とか、 飛ぶように異動する、といった方法などがあった気がする。 宇宙飛行士は、催眠をかけられた時、この地上でふわっと浮く、と聞きます。 それは無重力の経験があるからなのかもしれないですね。 わたしたちが飛んでいた過去があるとして、それを思い出せたなら。。。 マヤ人の人たちは空を飛んでいた、というお話も聞いたことがありました。 そうだとしたら凄いですね。 でも、それくらい、やってのけそうな方々だと思います。 川の周りには丸やいろんな形をした岩や石達が散りばめられています。 水の中にあった、蝶々のような模様の、洗練されているけれど、古代のような石の模様が気になりました。 何年も、何十年も、わたしが生まれる前から、目に映っている景色がまだない時から、この地球に存在した石達が、今こうして同じ川原に共存しているって、不思議だな、と思ったりしました。彼らはどんな世界を見てきたのだろう。そして、どこから来たのでしょう。。。 ヒカルちゃんがわたしの知らない踊りを教えてくれる、ということで、みんなで踊ることになり、 草のある場所まで歩いていきました。 川岸から歩いて行く途中、こんもりとお山のようになった葉っぱの中に、丸いお部屋の入り口のような穴があるのを見つけました。 「これ何だろうー。。。」 きっと、何か小さな生き物が住んで居るんだろうな、と思い、 気になって訪ねてみたくなりました。 葉っぱの中に降りていくと、本当に、うさぎさんくらいのサイズの入り口のある、葉っぱのお山が三つくらいあります。そっと覗いてみると、中はお部屋のように葉っぱの茎が仕切りになっているのでした。 かわいいお家だなー。。と思って、しばらく側にいた後に、また歩き始めました。 「何が住んで居るんだろう。」 とヒカルちゃん。 「ピーターラビットみたいなうさぎさんかな、それともトトロかな。」とわたし。 「ムーミンみたいな妖精かもしれない。」とヒカルちゃん。 そんなやりとりを聞いて、emtさんは微笑んでいました。 草原に行く途中、どんぐりのような、そうでないような実を見つけました。 3人でいろんな踊りを踊りました。 ヒカルちゃんは、今週末に、素敵な踊りの会があるのだそうです。 頑張ってね、ヒカルちゃん。 帰りの車の中では、短い時間なのに、気づいたらぐっすり眠ってしまっていました。 お家についてから、お湯の中で、何故か、生きていて良かったな、と思っている自分がいました。 何故、そう思ったんだろう、と考えていたのですが、 もしかしたら今日、小さなお魚さんのお話をしていたからかもしれません。 小さな魚たちは、たくさん生まれるけれど、生き残るのはわずかで、 絶えず食物連鎖の中で生きていて、 ヨガセラピーすることも、座ることも、言語を話すこともできない。 人間に生まれるって貴重だね。というお話をしていたんです。 だからかな。生まれて来て良かった、っていう気持ちが深い意識から湧いてきたのは。
by ami-cosmo
| 2004-10-06 23:36
| 地球環境。
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