2006年 08月 26日
キュートな訪問者さん。先日、ふと、室内の床を見ると、 黄緑色の、葉っぱのようなものが視界に入りました。 んー、何だろう。葉っぱ? と思って、良く見てみると、葉っぱによく似た羽根を持つ、 蛾さんでした。 体の色は床にすごく近い色彩なので、 その場と一体化していました。 どこから入ってきたのだろう、 と考えながら、 前日に、お客様が玄関にいらっしゃるとのことで、 自分が窓から入って網戸をあけたまま しめていなかったことを思い出しました。 あまりに愛らしいので、紙ですくってお姉様にお見せすると、 かわいいー!とのこと。 虫さんのお顔を良く見てみると、 おめめがぱっちり。 そのビーズのようなおめめの上を、 もふっとした絨毯のような毛が覆っています。 眺めていると、触覚が振動し始めたので、 こわいのかな、と思うやいなや、 突然ブーーンと飛びました。 探したけれどいないのであきらめていたら、 電気の紐に止まっていました。 両手でしっかりとひもにしがみついて、 また静かに飾りのようになっていました。 外に逃がしてあげた方がいいかな、 ここにいたいのかな、 とつぶやいていると、 お家をつくってあげたら? とのことだったのですが、 すぐに工作する時間もなかったので、 ビニールに入れて口をあけて、 網戸のふちにおいて、出たければ出て行けるように、 いたければ居られる状態にしました。 最近、排水溝のお掃除でお庭に行った時は、 蝶々が飛んでいて、わたしが草をかきわけて通っても、 逃げようとしなかったので、住んでいるのかな? と思いました。 よく考えてみると、以前夢にも出てきた、 レモンの木にいた芋虫さんが、 無事に蝶々になって、お庭に住んでいたのかもしれないと 思いました。 草むらのもっと奥には、少し前に迷子になっていた子猫が、 大きくなって遊びに来ていました。 お庭やおうちに、キュートな訪問者さんがきて、 賑わっていました。 お庭という、そんなに広くない敷地の中でも、 土の中でたくさんの生命体が過ごしていたり、 みんな相互に依存しあって、協力しあって 生きているのだなと思いました。
by ami-cosmo
| 2006-08-26 08:00
| 近況・日常
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