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足湯

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今日はお店の店長からお電話があり、お休みを頂きました。
ありがとうございます。その心遣いに感謝。

さすがに自然食品屋さんだけあって、みんな詳しくて、
昨日、げほげほ咳をしながらお仕事していたら、「プロポリスがいいよ。」とか、
「はらまきをしたら良いよ。」とか、いろいろと教えてくださいました。

風邪や扁桃腺炎になると、最終的に病院のお世話になることが多かったわたしですが、
今回は症状がだいぶ早く治まってきました。
治まったというか、出し切ったというか。
症状を無理に抑え込もうとはせず、自然に治すことを意識してみました。

わたしが今回やってみたことは、ねぎを巻く、ティーツリーオイルを焚く、
生姜湯を飲む、など様々ですが、
中でも足湯はとても温まり、効果があったように思います。

足湯や他の療法を、お世話になっている賢者が送ってくださったので、
こちらでもご紹介させて頂きます。




● 蒸しタオル法

① タオル(普通サイズ85cmx35cmくらい)の厚手のものを使います。
② 熱湯に充分浸してから、対角線上で折り、その両端を持ってねじりながら
しぼります。熱いのでゴム手袋をはめるのも良いでしょう。
(電子レンジなら、水を含ませて軽くしぼったタオルを1~1分半くらい加熱します。)
③ 患部に当てます。
④ 当てたタオルが冷たくなったら、もう一度①~③をくり返します。

 ポイントは、一般的な温熱療法と異なり、温めて徐々に冷まし、をくり返すことで、温冷
の両方の刺激を与えます。それによって、一定の温度でただ温めるだけの場合より、はるか
に高い血液循環の促進作用が得られます。(因みに温冷浴として熱い湯と冷たい水に交互に1分間ずつ入浴する方法があります。)

 カイロでは長時間熱いままですから、血管や筋肉などの皮下組織が緊張したままになり、
かえってこりや低温やけどを誘発させる原因になってしまうのです。一方、蒸しタオルは、
徐々に冷めていきます。そのときに「熱い」緊張から、冷めていくとともに血管が拡張して
血液が流れやすく「弛緩」するのです。

1.後頭部にあてる

 もっとも基本となる当て方で、後頭部、首の付け根のへこみ(盆のくぼ)から首にかけて
タオルを当てます。4~5分するとタオルが冷めてくるので、そのタオルを再度温めて、3~5回繰り返します。
 大人であれば8時間おき、子供なら6時間おきにします。特に頭痛、風邪、発熱、うつ、
無気力、歯痛、中耳炎に効果的です。

2. 患部に当てる

 アトピー性皮膚炎やぜんそく、眼精疲労、関節炎、肩こり、腰痛などでは、患部に直接蒸
しタオルを当てると効果的です。当て方は、1と同じ要領です。又、お腹や背骨への蒸しタ
オルも効果的です。発汗することで、その中に詰まった余分な代謝物が押し出されます。

◎ 夏でも汗をかけない人の入浴法

 最初は、38度くらいのお湯に浸かります。途中で体を洗うなどの間を置きます。この間に
湯温を上げ、二度目は42~43度の熱めのお湯につかります。いわゆる二度湯のような形で、
湯温の変化が、発汗を促します。

◎ 足湯

 くるぶしの中央まで両足をお湯につける方法で、腎臓が弱っている人や脱腸、手足の冷え、
扁桃炎、のどの痛み、婦人科系の疾患、足の疲労などに効果があります。
 4~6分の短時間で熱め(子供45~46度、大人47~48度 あくまでも目安、疲労の度合いによって異なる)のお湯につかり、じんわり汗を
かいてくるのが特徴です。汗が出てこない場合には、2~3分長めに行って下さい。お湯から
足を出したとき、真っ赤になっていれば終了です。もし、片方だけしか赤くならない場合に
は、赤くなっていないほうだけ2~3分を目安に、さらに継続してください。尚、温度を保つ
ように、途中で湯をたすなりして下さい。

◎ 脚湯

 消化器系の弱っている人に効果的な方法で膝の中央までお湯につけます。要領は足湯と同
じです。

◎ 手湯

 手首までお湯につけます。手の冷え、手の疲れ、目、鼻、耳、頭の過敏状態等に効果があります。要領は足湯と同じです。

◎ 肘湯

 肋間や大胸筋の硬直をゆるめる効果があるため、気管支や肺などの呼吸器系疾患、心臓の
痛み、肋間神経痛、寝違いなどに効果的です。少し大きく深めの容器を用意し、指先から肘
までお湯につけます。要領は足湯と同じです。

◎ 腰湯

 いわゆる半身浴です。腰から下に疾患のある人や術後の経過が悪い人に適した方法で、腸
骨の上端あたりまでつかり、お湯につけている部分が真っ赤になるまで行ないます。




蒸しタオルも、喉が痛い時に当てたら、じんわり暖かくて良かったです。
これから冷え込む季節なので、是非足湯や蒸しタオル、されてみてくださいね。

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by ami-cosmo | 2007-11-10 23:19 | 東洋医学