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『年が明けた瞬間、空中にいたよ。』

あなたは、どこでカウントダウン?
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「年が明けた瞬間、どこにいた?」
小学生の頃、そんな質問をしたり、されたりしていた記憶があります。
14歳くらいの冬も、山姫のお家にいさせていただいた子供たちとわたしは、あと10秒、という時から、数を数えたりしていました。
satomiちゃんと、「ねぇねぇ、年が明ける瞬間にジャンプしたら、空中にいたことになるよね?」なんていう会話をして、みんなで一斉にジャンプしたりしました。(笑)

今年は、配送の準備のために工場に向かう車の中で年明けになりそうです。
年が明ける時も、皆様のために少しでもお役に立てるなら嬉しいです。

そうそう、21世紀になる、年明けの瞬間もわたしにとってはとっても印象的でした。
その時わたしは、千葉から東京に向かう電車の中にいたのですが、外人さんが乗っていらっしゃいました。お友達何人かで、とっても楽しそうにしています。
そして、年が明ける瞬間、カウントし始めました。
最後の一秒をカウントし終えて、「ハッピーニューイヤーーー!!!!」と車両の端から端まで走っています。
そして、ホームにおりると、そこにいる人すべてに、手をパチンと鳴らして挨拶してまわっているではありませんか。
時には抱擁を交わしたり。。。
最初、お友達なのかな?と思ったんです。でも、駅にいる人みんなが知り合いなわけもなく、さらにその外人さん達は、次の駅でもおりて、ホームを走り回っています。

わたしはその瞬間、観念が崩壊しました。
そして、決意しました。

『21世紀は、みんなお友達なんだ。』

わたしは目の前に繰り広げられた光景に感化され、励まされ、そして、勇気づけられました。
本来こうあっていいはずじゃないか。わたしは以前から、電車の中で会う人だって、すごく奇跡的な縁で、その時お友達にならなかったら、その先、いつ会えるかもわからない人達なんだって以前思ったこともあった。
だとしたら、こうして、その奇跡を共有することができたら、それはなんて素晴らしいことなのだろう、と。

21世紀はみんなお友達、をスローガンにしていたその年、その決意を達成すべく、
代々木公園で会う人会う人に話し掛けて、
「お友達になりましょう。わたし、ami_cosmo。」と言って歩いているわたしがいることに気づきました。
そしていつしか、携帯電話のアドレス覧は、新規登録不能にまでなったのでした。

かつてわたしがとっても苦しかった頃、屋上で星を見ながら、突然、思い立ったように、
いつか、たくさんの人と出会って、たくさんのことを学んで、たくさん感動して、たくさん成長したい
という思いが湧きあがってきたことがあったけれど、
その時を機に、その願いは果たされつつあるような気がします。

人は深い意識で繋がっている、意識と意識はわけることはできない、といわれているけれど、
同じ時を迎える、そんな奇跡を、この星で共有できるのは、素敵なことだな、とわたしは思います。
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by ami-cosmo | 2004-12-31 21:15 | 感謝。

雪が降りました。

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最近、寒いです。今朝、今年の冬初めての雪が、岐阜の空から舞い降りてきました。
「わたしもクッキーが食べたい。」とおっしゃる愛しい乙女にお菓子を送るため、自転車に乗ってヤマト運輸へ。
風をきって朝の空気を走り抜けると、目の中や鼻のしたにサワサワとひんやりした白い結晶が飛んできました。

あまりにも顔に雪を積もらせていたので、宅急便屋さんのおじさん、驚いていらっしゃいました。

カウンターに接近するや否や、わたしから、どさっとこぼれる雪の山。

おじさん  「すごい雪ですねーー。。。」

わたし   「はい。。  送り状お願いします。」 (寒さで硬直して会話が必要最低限)

積ったら雪だるまか雪ウサギを作ろうと思っていたのだけれど、夕方からは晴れてきました。

最近寒いです。  「寒いです。」 というメールを突然送ってしまったくらいです。
                          
                     重症です。
      助けてください。                       

外より冷えています。わたしの経験上から定義しますと、あれは、ケーキ屋さんの大きな冷蔵庫の中と同じ寒さです。
座る作業が続くと、足先がとっても冷えるのです。(特に骨が粉砕した親指ね。)

そうですね、例えるなら、足先に、ドライアイスを当てられているような、ひんやり感。
感、というか、感覚がない。寧ろ、痛い。

わたしはきっと、生まれてこの方、あるいは生まれる前に、気づかないうちに、とっても冷たい心の働きをしたんだなー、と懺悔モードにならざるを得ません。

これで闇の粒子が少しでも減って、光だけの喜びの身体になったら、虹のように空を舞えるようになるかな。

虹の身体は良いとして、苦行のし過ぎで身動きがとれなくなっても本末転倒なので、
早いうちに対策を練ろうと思います。
湯たんぽを、足元において、その上に足を置いて作業するとか、
バケツにお湯を張って、足を浸けながら作業するとか。。。。

寒いと言いつつ、まわりが靴下を二枚重ねしていても、わたしだけ一枚だったりするんですよね。努力不足かな。頑張って努力しよう。

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東京も雪が凄いみたいですね。

あー、2月がくるのがコワイです。2月、わたしはここで無事に生存できるだろうか。。

お山のお猿さんや小鹿さんはどうやって冬を越しているのだろう。




←東京の雪景色。
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by ami-cosmo | 2004-12-31 21:10 | 近況・日常

ピザを作ってみました。

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水曜日、ヒカルちゃんのご飯に、ピザを作ってみました。
今までピザに乗せる具を手作りしたことはあったけれど、クラストまで作るのは初めて。
本来、イースト菌を入れて作ると聞いていたので、ちゃんとできないだろうな、と思っていました。
それでも、それに近いものができたらいいな、と思って挑戦。

その結果。。。。とってもピザらしいもの、というか、ピザ以外の何物でもないピザができました。
あまりにもちゃんとできたので、機会があったらまた作ろう、と思ったのですが、
すべて直感で作ったため、計量がわからず。。

なので、使った材料をメモしておこうと思います。


クラスト

豆乳 ・・・400cc       
薄力粉  ・・・・・  おわんに3杯くらい     
ベーキングパウダー ・・・・ 小さじ2
チェダーチーズパウダー  ・・・・・   一握り
バター  ・・・・・・   70gくらい
ブラックペッパー  ・・・・ 少々 
オリーブ油(表面に塗る)・・・ 適量


野菜炒め(具)

大豆タンパク(アペックス)・・・適量
乾燥オニオン・・・適量
乾燥キャベツ・・・適量
油・・・適量
生姜・・・適量
ガーリックパウダー・・・適量


表面のトッピング
パプリカパウダー
チェダーチーズパウダー

☆作り方☆

1 クラストの材料を混ぜ、パンの生地よりやや硬めになったら、棒で平たく伸ばします。

2 1を180℃のオーブンで、生地が乾燥する程度まで焼きます。(焦げないように注意しま   す。)

3 野菜炒めを作り、焼きあがったクラストに乗せて、パプリカパウダーをまぶし、溶かしバタ  ーか湯で練ったチーズをかけます。

        チーズが溶けて、焦げ目がついたら出来上がりです。
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by ami-cosmo | 2004-12-31 21:09 | 近況・日常

少年犯罪。


夢日記 

12/30(木)
夢。電車に乗っていると、右斜め向かいの席に、高校生の3人組が乗っている。
どこかの作業場。サウナのかわりに少女が入った蒸し器のボタンを無意識に押してしまう。
別の人が開けると、横たわったまま蒸された姿になった大好きな女の子がいた。
もう、二度と、元気に活動しているこの子には会えないんだ、という空虚感。
後から後から沸いてくる実感と罪悪感。
いつもと変わらない場所にいて、いつもと変わらない景色を見ているはずなのに、自分が殺人者なんだ、という事実がどこまでもついてくる。
もう、学校にも行けない、仕事もできない、誰にも会えない、外にも出れない、という絶望に満ちている。
部屋に引きこもっていると、母だけが、いつもと変わらない接し方で話しかけてくれた。
「わたしはあなたが、いつも笑顔で伸び伸びと生きていてほしいって思っているの。」と。
そうだった、と思い出す。
そして、目の前の画用紙に、いつも描いているような柔らかい絵を描いて見せてくれた。
「ほら、シマウマさん。」  わたしもその絵にならって、自分の紙に描いてみる。

その絵は団地のような建物に囲まれた中に、数匹のキリンのように首の長いシマウマがいる、というもの。
「どうしてこうなったんだろう、何かを我慢し過ぎたのかな。」
そんなことを、呟くように問う。

建物よりもはるかに大きくて、見晴らしがよさそうだった。
ふと、信頼し、尊敬している人だったらお話できるだろうか、と考えるが、
真面目で誠実な人が、殺人者であるわたしを受け入れるはずがない、と思い、心の中で悲嘆している。 もしかして、これは夢なんじゃないか、と思い始めて、夢であることに気づき、目が覚める。 現実ではなくて良かった、と思う。

:*:・°`☆、。・:*:・°。・:*:・°:*:・°`☆、。・:*:・°。・:*:・°:*:・°

殺人者という設定の夢は初めて見ましたが、少年犯罪の深層心理を疑似体験したような感じがしました。
無意識での行動で、殺人、が起こって、後から実感が湧いて、もうその子はこの世にいない、そして自分は殺人者だということに気づく。
どんなことがあっても、殺人だけは起こしてはいけない、と本当に思った夢でした。

この夢の表面的な要素は殺人、でしたが、これを夢としてとらえた場合、わたしの中にある何かを断ち切る、という意味合いもあるのかもしれません。

わたしは中学生くらいの頃、観念的真面目さに対するポリシーがあって、
偏った正義感によって、悪い人を許せない、という意識を生じさせていた時期がありました。

それから数年経った今、わたしはどんな人も咎めることはできないし、また、どんな人も理解してあげられるような人になりたい、と思うようになりました。

以前のわたしは、その事象・対象の原因と結果を見ることなく、自らの偏った正義、という観念の枠組みの中で、すべてを測っていました。
しかしそれは、正しくも何ともないのです。

ある時、とても身近で縁ある人がものすごく悩んでいて、相談の依頼を受けたことがありました。
それにもかかわらず、その時のわたしは、そんなことはあってはいけない、と決めつけ、
その相談がどんな内容かも聞き入れようとはしなかったのです。
その結果、その時にとっては取り返しのつかない事態になったのでした。

何ヶ月か経って、わたしは3ヶ月間の心の旅に出ました。
長野の山奥で、心を観察したのでした。
その時にやっと、気づいたんですね。
観念的な真面目さは、正義でも何でもなく、何の役にも立たない、自己を含めて誰も救うことはできない、と。

そして思いました。わたしには愛が足りなかったんだ、と。
本当の愛とは何だろう、と。
他を助ける、という行動の上で、自分自身のプライドや、保全する心はすべてが障害となるんだ、と。

東洋でいわれているような慈悲喜捨の心を、始めから持つ事なんてできない。
そうだとしたら。。。。
そして考えたんですね。歌から入ろう、と。
そして、他に安らぎを与えること、が主題となった歌を集めて、毎日歌いました。
歌が100回くらいに達した時のことです。

その日に来た人が、「~さん、毎日元気にしているよ。」というのです。
もう、どこにも行かない、誰とも会わない、と言っていたのに。。。
本当に驚きました。 そして、愛というものは、少しずつでも努力すれば、自分自身に根付いていくものなんだな、と思いました。

他を否定すれば、自分自身をも否定することになり、他を受け入れなければ、自分自身も受け入れることはできません。

いつか、東京大学でノーベル賞を目指していた、というNさんが、こうおっしゃっていました。

『他のけがれを認めた時点で、自らのけがれを確定させたことになる。』

本当にそうだな、と思いました。例え対象がどんなに劣っていても、あるいは特殊な要素を有していたとしても、その欠点を自らが統合していれば、心のひっかかりを生じさせるはずもないのです。他を否定した時点で、みずからの欠点を内在させてしまう、ということなのですね。

殺人は、絶対にあってはならないことだとわたしは思いますが、少年犯罪などにおいて、少年を問い質すよりも、何故、そういう状況にならなければならなかったのか、という背景を考えるべきなのではないかな、と思います。

根本的な原因を、個々が考え、その問題を共有できて初めて、悲劇のループからこの世界が解放されるのではないか、と痛切に感じます。

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              ↑写真はドラマ、リップスティックより
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by ami-cosmo | 2004-12-30 08:15 | 夢見。

There is no happiness in having or in getting, but only in giving.

クリスマスプレゼントは何を贈る?
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わたしが今年のクリスマスに、尊敬と感謝の思いを込めて贈ったのはこれ。
世界にひとつだけしかない、手作りのケーキとクッキー、お茶の詰め合わせ。

濃厚な詰め合わせになるように、ここぞとばかりに詰め込みました。
一気に食べたら気持ちワルくなること間違いなし。
太鼓判押して保証します。







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パッケージも凝りにこって、一週間前くらいから毎晩紙工作の日々を過ごしたため、
わたしの机の上は幼稚園か何かみたいに、キラキラの折り紙の切れ端で大変なことに。

前日は睡眠を削って仕上げようとしたのだけれど、お友達の分が、パッケージは間に合わなかったりしました。
完成してから送った方がいいかな、と思ったのですが、季節モノなのだからその日に贈らなきゃ意味がない!と思って、夜7時に閉まる宅急便屋さんを目指して、40分前くらいに自転車を跳ばしてたどり着きました。




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お菓子は2日~3日かけて納得のいくものを作りました。
今回お世話になったのは、最近図書館で借りた ステラおばさんのアーミッシュカントリーのお菓子。 時の流れをゆっくりと見つめる人々の暖かさが伝わってくるような、素敵なお菓子がたくさん紹介されているのです。

その中から、今回のクリスマスプレゼントで作ったお菓子を、わたしが作ってみた写真を載せながら、ご紹介します。






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サクッとしていて、口の中で溶けてしまいそうな、ソフトシュガー・クッキー。

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ナツメグはいれなかったけれど、ナツメグ・ハーミッツ。くるみの代わりに砕いたアーモンドを入れました。

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ピーカンナッツ・バタースコッチ。ピーカンナッツの代わりにカシューナッツを入れてみました。爽やかで上品な味になりました。

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おなじみのアメリカン・クラシック・クッキー。

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オーツの入ったヘルシー・クッキー。本来は全粒粉も入れるみたいです。


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アプリコットとレーズンのパウンドケーキ。この他に黒ごまパウンドケーキなど2種類も。

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これはオリジナルで考えてみたミニケーキ。
白い方がフロスティングにココナッツロングをのせたもの。もう片方は、オレンジジャムにスライスアーモンドをデコレーションしたもの。三角形のショートケーキも良いけれど、やっぱり丸が良いかな、と思って、型抜きしました。

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今回のクリスマスは、当日も午前からお昼過ぎと夜から深夜にかけて、ひたすらお菓子作りをしていました。
途中、図書館に行ったりもして、工場から図書館の間を自転車で3回くらい行ったり来たりしました。
そうそう、図書館でとっても不思議な現象があったのです。
もう、図書館が閉まって、近辺の施設のテーブルに座っていたら、突然不思議な人が現れました。
かなりの至近距離にいるその人は、まるで驚いて身動きがとれない、という様子でこちらを凝視しているのです。  わたしは、 え?  と思って、ちょっとコワかったので、会話をしているふりなどしてみました。 自動販売機で何かを買いにきたもようのその人は、それでも目を離さずに見ています。 う~ん。。。どうしたのだろう。。。
わたしが、何か?という感じで首をかしげると、「ああ、どうも。」と言ってまだ見ています。
もしかして、背後に赤鬼さんでもいたのでしょうか。
一度別のところにいって、良かった、と思っているとどうでしょう。
もう一度現れたのでした。 さすがにわたしは別の場所に移動しました。
でも、ただ、お友達になりたかったのかもしれないですね。 お友達になったら良かったかな。

プレゼントを贈った方から『ありがとう』のメールが。思った以上に喜んでいただけたみたいで、その喜びのメッセージを読んでいると、本当に『嬉しい』っていう気持ちが伝わってきて、
自分自身まで嬉しくなってしまうのです。わたしにとっては、何にも変えがたいプレゼントに他なりませんでした。
遠くに住んでいる祖父母にも、かなり喜んでいただけたもよう。チワワのマミちゃんが反応していたとのうわさ。

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織の子、jujuから送られて来たツリーの写真。
jujuの贈った物語の結果のお話も楽しみにしているね。


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yumiちゃんから送られて来たクリスマス画像。yumiちゃん、久々のメールでした。
また会えたらいいな。




自称祈りの乙女、ちーちゃんから、「残り少ない2004年を楽しく過ごせますよう祈ります。」とのお祈りメールが。(電波)っていうのが面白かった。笑
チハルさま久々の降臨です。今度は是非、ご住所を教えてくださいませ。
お菓子を送りつけさせていただきます。真心込めてお届けいたします。


素敵な音楽を送ってくださった方、ありがとうございます。
やっぱり時代はお豆腐ですね。

そしてわたしのために、寒い中あり得ないくらい凄い努力をしてくださった方、本当にありがとうございます。

心を込めてお菓子を作ったからかもしれないけれど、信じられないことが起きたの。
予想はしていたけれども。神々、本当にありがとう。

この日に贈ったプレゼントは、わたしが今まで生きてきた中で、一番納得のいくものに仕上がったと思います。
お菓子を作れるということが、この上なく幸せなことだと心から思いました。
わたしがお菓子作りができるよう見守ってくださっている神々、そして、お菓子作りができるわたしを産んでくださった、母上と父上に感謝します。

そして、お菓子作りの心強い友となってくれた本、『ステラおばさんのアーミッシュカントリーのお菓子』 ありがとう。

わたしはどちらかというと、キリスト教よりも、仏教的思考をする人種なのだけれど、(キリストという人物自体は尊敬し賛美しています。)感謝の意と尊敬の念を現すには、このクリスマスの日はよい機会になるかな、と思ってとりくんでみました。


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クリスマスプレゼント計画は堂々笑顔で全勝。
(本当なミニケーキにキャンドルをつける用意をしていたのに、入れ忘れたことは秘密ね。)
深夜の工場で、一人ニコニコしてしまうあやしい人物、秘密の花園ケーキファクトリー創立者のami_cosmo。

ここ最近、平均睡眠時間が3時間くらい(わりと寝ている方か)だったわたしは、一連の出来事の後、お気に入りの寝袋(はぁと)で安らかに寝かせていただきました。起きた時は充実感に満ちていたことはいうまでもありません。


誰かのために何かを作るのは本当に素敵だな、と思えた1日でした。

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by ami-cosmo | 2004-12-28 22:56 | 手作り。

白い魔法使い

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日曜日は、電車に乗って名古屋に行って来ました。
この日は朝から雨。
知る人ぞ知る黄色いレインコートを羽織って、凍えながら駅まで自転車で走りました。
新名古屋駅についたものの、誰も名古屋城までの行き方を知らない、ということが判明。
近くを歩いていたおばさまに伺いました。

お話によると「30分もすれば着くんじゃないかしら。」とのこと。
30分よりも長く歩いた気がするけれど、ひんやりした空気の中で颯爽と歩くのは気持ちのよいものでした。


名古屋城の写真をアップしてほしい、とのご依頼を承るべく、早速記載します。

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何年か前に名古屋城に子供たちと来た時は、屋根が茶色か黒だったような気がするのですが。。。黄緑色なのですね。 胴が錆びるとこのような色になるのだそうです。

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依頼を受けて撮った石室。
二時間以上眠ると調子が優れなくなる、というソムリエのようなお方の夢に出てきたらしいです。
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お姫様の写真をお土産に。和風のお姫様がお好きなお姉様へ。

展望台から見える、ウエハースのような建物や景色を見ながら、お殿様ってこんな所に住んでいるんだ、と思ったりしました。

軽快な音楽のように時が流れて、午後4時。 岐阜に戻る予定だったのですが、ヒカルちゃんからメールが。

「みんな、ワクワクして待っているので、終わったら連絡ください。」  とのこと。

ヒカルちゃんの居場所に行くことに。 寒い中駅まで迎えに来てくれました。ありがとう。
いろんなお部屋を案内してもらって、ヒカルちゃんおすすめの人形劇を一緒に見ました。本当に感動。みんなにも見せてあげたくなりました。

5時にtomoちゃんが来て、いろんなお話をしました。 東京にいた頃のこと、ヒカルちゃんが頑張っていること、tomoちゃんの素晴らしさ、など。。。
izumiちゃんのお友達であり、ヒカルちゃんの戦友でもあるtakahasiくんともお会いしました。さすがizumiちゃんのお友達だけあって、癒し系な好青年でした。人に安らぎを与えるような職業についているので、自然と誰かの悩みを聞いてあげることが多いとか。
奥の部屋でお話していると、ドアが開いて、長い髪に白いセーター、赤いタータンチェックのスカートを履いた少女が。
「この子がsakiちゃん。」と言って、ヒカルちゃんが紹介してくれました。
13歳にして文学少女。わたしと同じAB型。かんろくと明るさとおしとやかさを兼ね備えた素敵なお嬢様でした。


「sakiね、今日で13歳になったの。」 
お誕生日だったんだー。。。それに13歳。神々しいかぎりです。
是非、一緒にお菓子作りをしましょう。と思って、スカウトしました。

初めて会ったのにもかかわらず、気づいた時には、
「お友達になりましょう。わたし、ami-cosmo。連絡先、書くね。」
と言っていました。(これはお友達になるという特技です)
「sakiはまだ携帯電話持ってないの。」と、その少女ははずかしそうに微笑んで、お家の電話番号を教えてくれました。

そして、sakiちゃんのお姉ちゃんのakoちゃん登場☆
ヒカルちゃんが、「強烈だから紹介したくない。」とひたすら言っていたけれど、とっても賢くて明るい女の子でした。

「izumiちゃんの友達のami-cosmoです。」と自己紹介すると、「あー、そうなんだ~。。。」と言って、いろいろお話してくれました。

takahasiくんは退散。
恐れ入ります。

お絵描きをしよう、ということで、みんなで一部屋貸しきり状態でお絵描き。
みんな本当に絵が上手なのですが、一番驚いたのがヒカルちゃんの絵。

「わたし、こういう絵しか描けなくて、以前描いたら、P氏がこれは絶対仙人の記憶だ!って言って、ファイルに挟んで大事にしてたの。」と言って、誰も真似のできないような、独特な絵を見せてくれたのでした。
見た人は全員、腰が砕けそうなほど爆笑。
この絵を見たら、人生捨てたものじゃない、そう思えるかもしれないと感じました。
「何か、元気が出てくる。見ているとやる気がでてくる。」とtomoちゃん。

このセンスはすごいな、と思って、一枚いただいてきました。
そして、散々この絵しかかけない、と言って、みんなを笑わせた後に、
突然、さらさらと絵を描き始めました。

そう、少女漫画の最上級のようなタッチの絵を。
前段階で、仙人の絵を見ていただけに、そのインパクトは絶大。
さらにみんな驚かされたのでした。

意外性を狙う、そういう心得は、本当にヒカルちゃんの賢さを物語っている、とひしひしと感じました。

部屋にいる時間がほとんどない、というくらい、極限的に働いて、睡眠を削っているヒカルちゃん。そんな彼女の魅力を、わたしは今まで20%も理解できていなかった、ということがわかりました。(恐縮です。)そして、今回、最大限それを知る機会に恵まれました。

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sakiちゃん、akoちゃん、tomoちゃん、ヒカルちゃんに、「amiちゃん、一週間に一回、名古屋に来たら?」とのお言葉を。。
わたしも名古屋のみんなはとっても明るくて元気で素敵な方々だな、と思うし、akoちゃん&sakiちゃんにいつかまた会いたいです。


↑名古屋の愉快な仲間たち。ヒカルちゃんの表情が最高。
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by ami-cosmo | 2004-12-28 16:50 | 近況・日常

白い魔法使い。


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日曜日は、電車に乗って名古屋に行って来ました。
この日は朝から雨。
知る人ぞ知る黄色いレインコートを羽織って、凍えながら駅まで自転車で走りました。
新名古屋駅についたものの、誰も名古屋城までの行き方を知らない、ということが判明。
近くを歩いていたおばさまに伺いました。

お話によると「30分もすれば着くんじゃないかしら。」とのこと。
30分よりも長く歩いた気がするけれど、ひんやりした空気の中で颯爽と歩くのは気持ちのよいものでした。


名古屋城の写真をアップしてほしい、とのご依頼を承るべく、早速記載します。

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何年か前に名古屋城に子供たちと来た時は、屋根が茶色か黒だったような気がするのですが。。。黄緑色なのですね。 胴が錆びるとこのような色になるのだそうです。

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依頼を受けて撮った石室。
二時間以上眠ると調子が優れなくなる、というソムリエのようなお方の夢に出てきたらしいです。
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お姫様の写真をお土産に。和風のお姫様がお好きなお姉様へ。

展望台から見える、ウエハースのような建物や景色を見ながら、お殿様ってこんな所に住んでいるんだ、と思ったりしました。

軽快な音楽のように時が流れて、午後4時。 岐阜に戻る予定だったのですが、ヒカルちゃんからメールが。

「みんな、ワクワクして待っているので、終わったら連絡ください。」  とのこと。

ヒカルちゃんの居場所に行くことに。 寒い中駅まで迎えに来てくれました。ありがとう。
いろんなお部屋を案内してもらって、ヒカルちゃんおすすめの人形劇を一緒に見ました。本当に感動。みんなにも見せてあげたくなりました。

5時にtomoちゃんが来て、いろんなお話をしました。 東京にいた頃のこと、ヒカルちゃんが頑張っていること、tomoちゃんの素晴らしさ、tomoちゃんの親衛隊についてなど。。。
izumiちゃんのお友達であり、ヒカルちゃんの戦友でもあるtakahasiくんともお会いしました。さすがizumiちゃんのお友達だけあって、癒し系な好青年でした。人に安らぎを与えるような職業についているので、自然と誰かの悩みを聞いてあげることが多いとか。
奥の部屋でお話していると、ドアが開いて、長い髪に白いセーター、赤いタータンチェックのスカートを履いた少女が。
「この子がsakiちゃん。」と言って、ヒカルちゃんが紹介してくれました。
13歳にして文学少女。わたしと同じAB型。かんろくと明るさとおしとやかさを兼ね備えた素敵なお嬢様でした。


「sakiね、今日で13歳になったの。」 
お誕生日だったんだー。。。それに13歳。神々しいかぎりです。
是非、一緒にお菓子作りをしましょう。と思って、スカウトしました。

初めて会ったのにもかかわらず、気づいた時には、
「お友達になりましょう。わたし、ami-cosmo。連絡先、書くね。」
と言っていました。(これはお友達になるという特技です)
「sakiはまだ携帯電話持ってないの。」と、その少女ははずかしそうに微笑んで、お家の電話番号を教えてくれました。

そして、sakiちゃんのお姉ちゃんのakoちゃん登場☆
ヒカルちゃんが、「強烈だから紹介したくない。」とひたすら言っていたけれど、とっても賢くて明るい女の子でした。

「izumiちゃんの友達のami-cosmoです。」と自己紹介すると、「あー、そうなんだ~。。。」と言って、いろいろお話してくれました。

takahasiくんは、このキャピキャピについていけない、と退散。
恐れ入ります。

お絵描きをしよう、ということで、みんなで一部屋貸しきり状態でお絵描き。
みんな本当に絵が上手なのですが、一番驚いたのがヒカルちゃんの絵。

「わたし、こういう絵しか描けなくて、以前描いたら、P氏がこれは絶対仙人の記憶だ!って言って、ファイルに挟んで大事にしてたの。」と言って、誰も真似のできないような、独特な絵を見せてくれたのでした。
見た人は全員、腰が砕けそうなほど爆笑。
この絵を見たら、人生捨てたものじゃない、そう思えるかもしれないと感じました。
「何か、元気が出てくる。見ているとやる気がでてくる。」とtomoちゃん。

このセンスはすごいな、と思って、一枚いただいてきました。
そして、散々この絵しかかけない、と言って、みんなを笑わせた後に、
突然、さらさらと絵を描き始めました。

そう、少女漫画の最上級のようなタッチの絵を。
前段階で、仙人の絵を見ていただけに、そのインパクトは絶大。
さらにみんな驚かされたのでした。

意外性を狙う、そういう心得は、本当にヒカルちゃんの賢さを物語っている、とひしひしと感じました。

部屋にいる時間がほとんどない、というくらい、極限的に働いて、睡眠を削っているヒカルちゃん。そんな彼女の魅力を、わたしは今まで20%も理解できていなかった、ということがわかりました。(恐縮です。)そして、今回、最大限それを知る機会に恵まれました。

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sakiちゃん、akoちゃん、tomoちゃん、ヒカルちゃんに、「amiちゃん、一週間に一回、名古屋に来たら?」とのお言葉を。。
わたしも名古屋のみんなはとっても明るくて元気で素敵な方々だな、と思うし、akoちゃん&sakiちゃんにまた会いたいです。


↑名古屋の愉快な仲間たち。ヒカルちゃんの表情が最高。
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by ami-cosmo | 2004-12-28 04:40 | 近況・日常

前進すること。

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最近、わけもなく突然悲しくなったりするami-cosmoです。
う~ん、何か世の中で大変なことが起こっているのでしょうか。
多分、起こっているのでしょうけれども。。



一昨日、ちょっとした大変なことがありました。
大きな寸胴でお湯を沸かそうとしてコンロに火をつけたとき、

まつげが焦げました。  えーん。。



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まつげが焦げたのは、小学校5年生時、
校庭で縄文土器を焼いた時以来だったので、懐かしい体験でした。
できれば今後は避けたい体験ですが。


そしてその後、他、焦げ事件。

こういう時は、幸せをたくさん振りまくことにしています。
ということで、日夜秘密の幸せ振り撒き作戦に奮闘中。

昨夜、「確か今年の目標は微細な波動になるとおっしゃっていたと思いますが、如何だったでしょうか。」というご質問をいただきました。

いつかこの日記でも書いたかもしれないですが、今年の目標は、
『対象・事象に対する心・言葉・行為の一挙手一投足において微細になる。』
でした。有言実行?

そうですね~。。。意識して良くなった部分と、それでもまだまだ足りない部分両方ですね。
ということで、来年はさらに頑張ります。
目標設定も考えておかなきゃ。


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ロボットの研究に勤しんでいらっしゃる、卒論に追われる優しい塾生から、
『ヒカルちゃん、元気?』とのお言葉があったので、
元気なヒカルちゃんの笑顔を皆様にお届けします。

常に元気、常に全力、常に走っています。

昨夜はヒカルちゃんが乗っているバスが川に転覆する夢を見たとのこと。
最近わたしがもぐらのような穴のお家にいる夢を2回見たとのこと。
同じく昨夜ヒカルちゃん自身がPさんと一緒にいる夢をみてとっても幸せな気持ちだったとのこと。
その他、とっても言えないような夢の数々。。。

って、疲れているんじゃない?

24時間、同じこと永遠と続けた後、
14時間眠ったのだそうです。 それでたくさん夢を見たのだとか。

そんな、頑張るヒカルちゃんに、昨日はケーキその他もろもろを差し上げました。おいしかったみたいで良かった。

昨日は、前々からヒカルちゃんが見たい見たいと言っていた民家クリスマスイルミネーションのスポットを巡りながら帰って来ました。
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クライマックスですね。

ラストスパートを持ち前の明るさで乗り切って、来年の初夢は是非、安らかな夢を見ていただきたいものです。


写真は、夏に大好きなizumiちゃんのお部屋で撮影したもの。

そういえば、10年前くらいに、お友達のお友達が勝手に占ってくれた占星術鑑定で、『憂いを帯びた美しさ』って出てくるよ。と聞いたけれど、何故、憂いを帯びた、なのだろう。。。
『美少女』というワードも出てきて、鑑定した人が会いたがっていたらしいけれど、
それは何か違う気がする。。。
                             何度でも言いますが、
特技は絞め技と背負い投げです。
特技は絞め技と背負い投げです。
特技は絞め技と背負い投げです。

他にもあるけれど。
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by ami-cosmo | 2004-12-23 06:11 | 近況・日常

黄金比


真の強さを持つ、割れない太極拳士の日記より、ダヴィンチ・コード再読の記事から転載。

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黄金比。
 突然、ハーヴァードの授業の記憶がよみがえった。
 ”美術における象徴”という授業で、壇上に立って自分の大好きな数字を黒板に書いているところだ。

 1.618

 ラングドンは振り返って、教室を埋めつくす熱心な学生たちへ顔を向けた。
 「誰かこの数について説明できるか?」

 後方の席にいる脚の長い数学専攻の学生が手をあげた。

 「PHI。黄金比です」
 「そのとおりだ、ステットナー」ラングドンは言った。「諸君、黄金比を紹介しよう」

 「私立探偵(PI)と混同しないで下さいよ」
 ステットナーはにやりと笑って付け足した。

 「僕ら数学をやっている者はよくこう言うんです。黄金比(PHI)はHがあるおかげでPIよりずっと切れ者だってね!」

 ラングドンは声をあげて笑ったが、他の学生たちにはそのジョークが理解できないらしい。
ステットナーは肩を落とした。

 「黄金比すなわち」ラングドンは続けた。「1.618は芸術においてきわめて重要な数値だ。その理由がわかる者は?」

 ステットナーが名誉を挽回しようとした。「美しいからです」
笑いが湧き起こった。

 「実は」ラングドンは言った。「またしてもご名答だ。これは宇宙で最も美しい数値だと一般に考えられている」
急に笑い声がやみ、ステットナーはほくそ笑んだ。

 スライド映写の準備を進めながら、ラングドンは黄金比がフィボナッチ数列から導き出されることを説明した。その数列は隣り合うふたつの項の和が次の項の値に等しいことで名高いが、隣り合う二つの項の比がある数へ近づいていくという性質も持っている。その数こそ黄金比すなわち約1.618だ。


フィボナッチ数列
1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 ・・・


 その摩訶不思議な性質についての数学的な解明はさておき、真に驚嘆すべきは、黄金比が自然界の事物の基本的な構成に深く関わっていることだと、ラングドンは説いた。植物や動物、そして人間についてさえも、様々なものの比率が不気味なほどの正確さで1.618に迫っている。

 「黄金比は自然界のいたるところに見られる」ラングドンはそう言って照明を落とした。
 「偶然の域を越えているのは明らかで、だから古代人はこの値が万物の創造主によって定められたに違いないと考えた。古の科学者はこれを”神聖比率”と呼んで崇めたものだ」

 「待ってください」最前列にの席にいる女子学生が言った。「私は生物学専攻ですけど、自然界でその神聖比率とやらに出会ったことがありません」
 「そうかい」ラングドンはにっこりと笑った。「ミツバチの群れにおける雄と雌の個体数の関係について学んだことは?」
 「ありますよ。雌の数は常に雄を上まわります」
 「正解。では、世界中どのミツバチの巣を調べても、雌の数を雄の数で割ると同じ値が得られることは知っているかい」b0023052_3404276.jpg
 「えっ?」
 「そう、黄金比になるんだ」

 女子学生は口を大きく開けた。「信じられない!」

 「ほんとうなんだよ」ラングドンはことばを投げ返し、微笑みながら巻貝の殻のスライドを映写した。「これがなんだかわかるね」
 「オウムガイです」生物学専攻の女子学生は答えた。「軟体動物の頭足類で、殻の中の隔室へ気体を送りこんで浮力を調節します」
 「そのとおり。どこであれ、この螺旋形の直径は、それより九十度内側の直径の何倍になるか想像できるかい」

 女子学生は不安げな表情で渦巻く殻のカーブを見つめた。

 ラングドンはうなずいた。「黄金比だ。神聖比率。1.618対1」
 女子学生は目をまるくした。

 ラングドンはつぎのスライドへ移った。ヒマワリの頭花を拡大した映像だ。「ここでは逆方向の螺旋がいくつも渦巻いて並んでいる。それぞれの渦巻きを、同様に九十度内側と比較したときの直径の比率は?」

「黄金比?」全員が口をそろえた。

「ビンゴだ」
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 それからラングドンはつぎつぎスライドを入れ替えた。渦状に並んだ松かさの鱗片、植物の茎に葉がつく配列、昆虫の体の分節―すべてが驚くほど忠実に黄金比を示していた。

 「こいつはびっくりだ!」だれかが叫んだ。


 「なるほど」ほかの学生が言った。「でも、これが芸術とどんな関係があるんですか」


 「そう!」ラングドンは言った。「いい質問だ」スライドをもう一枚映す。黄ばんだ羊皮紙に、レオナルド・ダ・ヴィンチによる名高い男性裸体画が描かれている。<ウィトルウィウス的人体図>。題名のもとになった古代ローマの著名な建築家マルクス・ウィトルウィウスは、その著書『建築論』のなかで神聖比率を賛美している。

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 「ダ・ヴィンチは人体の神聖な構造を誰よりもよく理解していた。実際に死体を掘り起こして、骨格を正確に計測したこともある。人体を形作るさまざまな部分の関係が常に黄金比を示すことを、はじめて実証した人間なんだよ」
教室内の全員が半信半疑の面持ちを見せた。

 「信じられないとでも?」ラングドンは強い口調で言った。「こんどシャワーを浴びるときは、巻き尺を持っていくといい」
 数人のフットボール選手が笑いを噛み殺した。

 「肉体派の諸君だけじゃなくて」ラングドンはつづけた。「君たち全員がだよ。男も女もやってみるんだ。まず頭のてっぺんから床までの長さを測る。次にそれを、へそから床までの長さで割る。答えはなんだと思う?」

 「黄金比のはずがない!」フットボール選手の一人が思わず叫んだ。

 「いや、黄金比だ」ラングドンは応えた。

 「1.618。他にも例をあげようか。肩から指先までの長さを測り、それを肘から指先までの長さで割る。黄金比だ。腰から床までの長さを、膝から床までの長さで割る。これも黄金比。手の指、足の指、背骨の区切れ目、黄金比、黄金比、黄金比。きみたちひとりひとりが黄金比の申し子なんだよ」


 暗がりではあったが、全員の愕然とした様子がわかった。ラングドンはいつもの暖かい感情が湧くのを感じた。これだから教えるのは楽しい。「見てのとおり、混沌とした世界の底には秩序が隠されている。太古の人々は黄金比を見いだしたとき、神の創りたもうた世界の基本原理に出くわしたと確信し、それゆえに自然を崇拝した。当然だな。神の手は森羅万象のなかに感じられ、母なる大地を崇める宗教は現在でも存在する。われわれの多くは、異教の風習で自然を祝福しておきながら、そのことを知らずにいる。五月祭がいい例だよ。これは春の祭典で、大地がよみがえってその恵みをもたらす日だ。黄金比の持つ神秘的な特性については、はるか昔に記されている。人間は自然の法則に従って行動する存在にすぎず、芸術とは神の生み出した美を人間が模倣する試みにほかならない。だから今学期は、黄金比の数多くの実例を見ていくことになるだろう」


 つづく三十分間、ラングドンはスライドによって、ミケランジェロ、アルブレヒト・デューラー、ダ・ヴィンチなど多数の芸術家の作品を紹介し、それぞれが作品の構成において意図的かつ厳格に黄金比に従っていることを実証した。ギリシャのパルテノン神殿、エジプトのピラミッド、果てはニューヨークの国連ビルに至るまで、その建築寸法に黄金比が使われていることも明らかにした。モーツァルトのソナタやベートーヴェンの交響曲第五番、さらにバルトーク、ドビュッシー、シューベルトの作品でも、黄金比が構成上の大きな要素を占めている。かの有名なストラディヴァリウスのバイオリンが作られたときに、黄金比を基準としてf字孔の正確な位置が決められたことも、ラングドンは語り聞かせた。

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 「おしまいに」ラングドンはそう言って黒板へ歩み寄った。「象徴の話へもどろう」五本の線を交差させて、頂点が五つある星形を描く。「この記号は、君たちが今学期最も強烈な印象を受けるものの一つだ。正式には五線星形、かつては五芒星と呼ばれたこの記号は、さまざまな文化圏において神聖で魅惑的なものと見なされている。その理由がわかる者は?」

 数学専攻のステットナーが手をあげた。「五線星形を描くと、出来上がる線分同士の比が黄金比と一致するからです」

 ラングドンは満足そうにうなずきを返した。「いいぞ。五芒星のすべての線分は互いに黄金比の関係をなすので、このしるしは神聖比率の究極の表現だと言える。だから、五芒星は女神や聖なる女性と関係づけられ、美と完全性の象徴でありつづけた」

 女子学生たちの顔が輝いた。

 「ひとつ言っておこう。今日はダ・ヴィンチについて簡単に触れる程度だったが、今学期中にはるかに多くを見ていくことになる。レオナルドは間違いなく、古代の女神にまつわるものに心を奪われていた。あすはフレスコ画の<最後の晩餐>を紹介する。聖なる女性を賛美した、驚嘆すべき作品だよ」

「冗談でしょう?」だれかが言った。「<最後の晩餐>はイエスを描いた絵なのに!」

ラングドンはウィンクをした。「象徴は思いがけないところに隠されているものだ」
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by ami-cosmo | 2004-12-19 02:57 | お勉強。

生物学者である、偉大なる家庭教師。

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18歳~19歳くらいの間、ほとんどボランティア的に、生物学者である先生に、数学や国語などのお勉強を教えていただいていました。
わたしは小学校の高学年と、中学校の一年生の一学期、そして三年生の間は、ほとんど趣味の世界に没頭していて、義務教育的な学習は等閑になっていたのでした。
それまで、ルームメイトが協力してくれて、みんなで毎晩英語や数学のテストをしたり、
先生を紹介してもらったり、漢検を目標に勉強したりと、機会はあったものの、まるで興味が湧きませんでした。

そんな中、ショートカットで軽やかで、知的な生物学者であるその女性は、わたしにおっしゃいました。

「それは教え方が悪かったんだよ。大丈夫。わたしは数学と科学が大好きだから、わたしと一緒にいれば、数学と科学が好きになるよ。」 と。

一番最初に習ったその日、そのお言葉をいただいて、わたしは心が明るくなりました。
わからなくても、この方のおっしゃることを、とにかく吸収しよう、と。

その日から一週間に2回くらいのペースで、わたしから先生のお家へ通いました。
先生は、教科書ではなくて、図書館で借りてきた本でお勉強を教えてくださるのでした。

国語の時間には、『五体不満足』 や、『だからあなたも生き抜いて』 の朗読、
数学の時間には、環境ホルモンについての書籍から、数学の勉強をしていくのです。

もちろん、問題集の例題を解いたりもするのですが、本当にわかるまで丁寧に教えてくださりました。

日中、分刻みのスケジュールで動いていて、睡眠時間も2時間くらいだった時、伺っても勉強時間に眠ってしまう、ということが何度もあったりもしました。

それでも先生は、「じゃあ、国語にしようか。」 とか、「1時間寝てていいよ。」とおっしゃって、とにかく負担をかけず、伸び伸び教えよう、という思いが伝わってくるのでした。

また、当時東洋医学を研究されていたその先生は、お友達のお灸の先生のお話を一緒に聞こうと誘ってくださったり、カラーパンクチャーで頭脳明晰になる光のトリートメント、キルリアン写真などを撮ってアドバイスもしてくださりました。

本当に賢く偉大な方なのですが、ご本人は常に謙虚な姿勢で、まわりを優先されていました。
そんなお姿を見る度に、わたしはいつも感銘を受けて、心は安らぎ、わたしもこうなれるように頑張ろう、と勇気付けられ、励まされました。

真に智恵のある人、というのは、他を利する心で満ちているのですね。
わたしは感謝の念をあらわすべく、あの時教えていただいたことをいつまでも心に留めて、
日々小さなことからも学習し、吸収していきたいと思っています。
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by ami-cosmo | 2004-12-19 02:54 | お勉強。