2006年 07月 27日
寄生虫。前回の心の旅でのウォーキング中、 とてもかわいそうな光景に遭遇しました。 道の真ん中に、動くものが見えたので立ち止まると、 わりと大きめなイモムシさん。 何やら苦しそうにもがいています。 どうしたのだろう、と思って、しゃがみ込んで見てみると、 小さなウジ虫さんが、たくさんついています。 イモムシにウジ虫がつくの?何故だろう。 と思いつつ、眺めていると、どうやら、 イモムシさんの体から、うじというか、 小さな虫の幼虫が出てきているようでした。 そして、近くでありさんが狙っています。 以前、寄生虫、という、 変わった生存の仕方をする虫のビデオを見たことがあったのですが、もしかしたら、それで紹介されていた事態が起きていたのかもしれません。 虫さんの中には、他の虫の体内に卵を産み付けて去り、 産み付けられた虫さんは、時期が来ると、 その体内を破って、 他の虫の幼虫が産まれて来る、という内容でした。 何て、苦しみの多い世界なのだろう、と思ったものです。 道でもがいていた芋虫さんも、 見ていてとっても苦しそう。 道の真ん中だと、自転車や人が通る時に、 踏まれてしまう可能性があるかもしれないと思って、 紙ですくって、茂みに移動しました。 すると今度は、芋虫についている幼虫を、 蟻が運んでいます。 ここまでなったら、もう、どうすることも難しそう、 と思って、少しの間近くにいた後、 芋虫さんが生まれ変わったら、 もっと平安な世界に行けますように。 と祈ってから、その場を去りました。 人間の世界には、物理的にそのような苦しみはないけれど、 同じ生き物として、無関係ではないと思いました。 もし、生まれ変わりがあるなら、 縁ある人、そしてすべての人が、 いつの時も、平安な世界で安らいでほしいなと思いました。 ![]() ■
[PR]
by ami-cosmo
| 2006-07-27 08:00
| 心の旅。
|